家相の本を読むと、排水管や汚水管が、玄関前を通ってはいけないと書いてある。
しかし、本当は、あまり、重要ではない。
確かに、汚水は不浄だ。
玄関の前に、不浄物である便所があったら、凶だ。
これは、家相以前の問題で、だれも、そんなバカな設計をしない。
しかし、排水管や汚水管は少し事情が違う。
地下の密封された管なのだから、本来は神経質になる必要は無いのだ。
家相設計士が薦めるように、玄関前を避けるために、わざわざ、排水管を遠回りさせたりしたら、逆に、汚水管が家の周囲を取り囲むことになってしまう。
庭とリビングの間に汚水管が通ったりするのだ。
その上、故障の原因になりやすい。。。。
良いことなどないのだ。
そもそも、門扉の下付近に、排水溝(道路の側溝)がある家は腐るほどある。これを、凶相だと騒いでいたら、キリがない。家の排水ができなくなってしまう。
そんなわけで、本来、家相設計士は、汚水管や排水管の話をするべきではないのだ、、、
でも、残念ながら、汚水管凶相説が、広く知られているので、無視できない。。。
相談者は、市販の本で汚水管の話を聞いて、玄関の下を汚水管が通るのは嫌だなと感じているからだ。。。一時になり始めると、この恐怖をぬぐうことはできない。
だから、結局、玄関前の汚水管は避けることになる。。。