玄関前を一階だけセットバックして、雨に当たらないようにした空間をアルコーブと呼ぶ。
雨が当たらずに便利と感じるかもしれないが、家相上も建築構造上も良くない。
単純に、欠けと判断するからだ。
家相では、建物の欠けを嫌う。
家相学は各方位に気が漂っていると考えるのだが、その一部が欠けると、、、運気もかけてしまうと考えるからだ。その反面、張りがあると、運気が取り込めるので吉となる。
玄関前にアルコーブがある場合の対策として、ルーバーや袖壁をつけると凶が弱まると主張する人もいるが、ルーバーや袖壁があっても、アルコーブは家の外部であることには変わりがないので、欠けとして扱う。つまり、凶であることには変わりがないので、全く効果がない。
ただし、これが、鬼門などにいちしていて、鬼門の邪気の侵入を防ぐことが目的なら、一定の効果が見込める場合もある。