サンルームは陽気を取り込める空間
風水では陰陽説で吉凶を判断する考え方があります。
太陽が降り注ぐ明るい空間は陽、暗くて湿っぽい空間は陰。
南側のサンルームは太陽の陽気をたくさん得ることができるので、陽と言えます。
だから、吉相と考えることができます。
小規模住宅のサンルームは凶相化する
しかし、問題があります。
サンルームは通常一階の南側に面して設置しますが、そのせいで、リビングやダイニングルームの採光を妨げるデメリットがあるということです。
一般的な家庭では、サンルームよりもリビングやダイニング空間を重視するべき。
ですから、小規模な住宅で、サンルームを作ることでリビングルームやダイニングルームが暗くなってしまうような場合は、風水的に良いとは言えません。
洗濯物から陰気が放たれる
サンルームは室内にいながら日光浴ができます。
庭の無視などを気にせずに、日の光を浴びてのんびりと過ごす。
とても、魅力的な空間に思えます。
しかし、実際に利用し始めると、多くの家庭では、サンルームは雨の日に洗濯物を干す場になったりします。
洗濯物を室内で干すと、室内に陰気が篭ることになります。
また、サンルームはリビングルームに隣接することが多いので、サンルームからリビングに陰気が漏れ始めます。
そうすると、家の運気がダウンすることになります。
つまり、よほどの大邸宅で裕福な家庭でない限り、サンルームは作る必要はないと言えます。